エソテリック K1とK1Xを聴き比べ

こんにちは、サウンドピットです。

今週末はエソテリック試聴会を開催します。
主役は同社最新の一体型SACDプレイヤー「K1X」です。


『ESOTERIC Grandioso K1X試聴会』

10月19日(土)14:00~20:00
10月20日(日)10:00~17:00


場所はサウンドピット、ニューオーディオコーナー。

前モデルの「K1」との比較試聴もできます。
みなさまの愛聴盤をご持参の上、ぜひご参加ください。


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さて、こちらがエソテリック「Grandioso K1X」です。
10月のはじめに常設展示機を導入し、エージングを進めておきました。

前モデルのK1と見た目の変化はあまりありませんが、中身は大きく変わっています。


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まずはCDドライブメカが「VRDS ATLAS」になりました。

写真の左側は前モデルの「VRDS NEO」、右側が最新の「VRDS ATLAS」です。
見た目からして大きな変化を遂げたのがわかります。



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「VRDS ATLAS」、これは「Grandioso P1X」にも搭載されている歴代最強の性能を誇るメカです。


読み取り精度で右に出るものはなく、ディスク再生を極めたメカと言っても過言ではありません。
長年ディスク再生の最前線を走り続けてきたエソテリックがたどり着いた、究極のカタチ。


実際にメカのサンプルを手にとってみると明らかですが、恐ろしく重く、大きな鉄の塊です。



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次にオリジナルのディスクリートD/A回路「Master Sound Discrete DAC」を搭載した点。


これは上位機種『D1X』で採用されたエソテリック初のディスクリート回路を元に、『K1X』のために開発された専用のもの。
一体型という限られたスペースで最上のスペックを発揮できるよう、特別なチューニングがなされています。


ディスクリート回路を採用するということは、さらに音作りの自由度が増し、エソテリックのエンジニアが理想とするサウンドを追求できた、という意味でもあります。


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写真の奥が「D1X」に搭載されたディスクリートD/A回路、手前が「K1X」のディスクリートD/A回路です。
基盤上に整然と並んだコンデンサー類をながめているだけでワクワクしてしまいます。



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どちらも恐ろしくコストのかさむ改良ですが、一体型のフラッグシップである以上「これより上はないぜ」って言ってくれた方が、買う側も安心です。


メカとD/A回路のサンプルは今回のイベントでご覧いただけます。
エソテリックの技術の集大成をぜひお手に取ってご覧ください。


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アンプは同じグランディオーソシリーズから『F1』。


「K1X」とはエソテリック独自の伝送方式、電流伝送「ES-LINK Analog」で接続が可能。
パラレルプッシュプルClass Aパワーアンプ回路でしなやかにスピーカーをドライブします。​




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スピーカーはエステロン『model YB』を使って聴いてみました。
エストニア生まれの変わった見た目のスピーカーです。


デザインは特徴的ですが、特性は割と素直で、最近のスピーカーには珍しいちょっと重々しい雰囲気(いい意味)があって、ここのところ気にって鳴らしています。


ジャンルはあまり選びませんが、個人的にはこのスピーカーで聴く室内楽がけっこういいと思っています。
よろしければぜひ聴いてみてください。




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曲はHEATWAVEの「OFFICIAL BOOTLEG #003」より、”LIFE GOES ON”。


録音のよいライブ盤で、録ったまんまを聞いているような感じが味わえます。
熱く感情のこもった演奏と歌がとても気持ち良いのです。


自分の周りにHEATWAVEを知っている人は少ないですが、
このバンドのライブにはなんども通ったので自分にとってのリファレンスディスクです。



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さて、まずは新しい『K1X』から聴いてみました。
ここのところ、慣らしをかねて慣らしまくっていたので、ずいぶんこの音に耳も馴染んできています。


解像度高め、なのに滑らか。
入荷時のブログでも書きましたが、とてもバランスのいい音です。


印象一言で表すと確かに「滑らか」なのですが、しっかり低音が出るので聴き応えは十分。
前奏のギターからして、楽器の胴鳴りが感じられるような分厚い音がジャカジャカ出てきます。


欲を言えばもっとパキッとしたところがあってもいいのですが、確かにこの耳当たりの良さは捨てがたい。



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次に『K1』。

再生してすぐに違いがわかりました。
『K1X』と比べると、こちらはずいぶんドライな音色です。


ちょっと乾いた音、といえばいいのでしょうか。
ギターもそうですし、ベース、ドラム、ヴォーカルもすっきりとしており、見通しがいい。


正直にいって分解能はこちらの方が上かもしれません。
ただその代わり、全体的にクールなイメージなり、低域も『K1X』よりもタイトで少なめです。


従来のエソテリック、という意味ではこの方がイメージが近いです。



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なんといいますか、どっちの方がいい!とはっきり言えないぐらい、キャラクターが違います。
同じ品番で、実際には「X」がついていますが、ここまで違うんだな、と驚いています。


往年のエソテリックらしさを残した『K1』のシャキッとした音色もいいんですが、聴き比べてみると『K1X』の進化は明らかで、それも非常に魅力的・・・。


同じメーカーの製品といえども、やはりこのレベルになるともう好みと直感で選ぶしかありませんね。


果たして好みに合うのはどちらなのか、ぜひ明日からの試聴会で実際に比べてみてください。



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by soundpit-new | 2019-10-25 21:07 | 試聴レポート

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