Pro-Ject ULTRA 500のご紹介
2019年 11月 09日
こんにちは、サウンドピットです。
アナログレコードがまた流行っている。
こういう記事を最近よく目にします。
全米レコード協会の発表によるとアメリカでは2019年のレコードの売り上げが1986年以来初めてCDの売り上げを超える可能性があるそうです。
ストリーミングサービスの収益に比べればCDとレコードは足元にも及ばないようですが、売り上げを伸ばし続けるレコードの人気は本物かもしれません。
さて、今回ご紹介するのはPro-Jectのフォノイコライザー「ULTRA 500」。
お値段は¥60,000-(税別)と手頃な価格が魅力のフォノイコライザーです。
このシリーズの下位モデルはもっと手頃なお値段ですが、音質優先であれば迷わずトップモデルの「ULTRA 500」がおすすめです。
Pro-Jectはオーストラリアにあるオーディオブランド。
シンプルでコンパクトなオーディオ製品を数多く発売しており、ヨーロッパでは高い人気を誇ります。
アナログ再生こそ開業当初からアナログ関連の製品に力を入れており、
なんと同社のフォノイコライザーはヨーロッパにおいて累計販売台数50万台を記録したそうです。
そしてその50万台発売を記念して製品化されたのがこの「ULTRA 500」です。
美しい鏡面クロームメッキを施した銅のボディは小さいながらにずっしりと重みがあります。
この分厚い銅製のシャーシは外部からの振動とノイズ対策にも有効に働きます。
これは下位モデルとの大きな違いの一つです。
そして特別なのは外観だけではありません。
内部の回路はULTRA500専用設計、オペアンプICを一切使用しないフルディスクリート構成です。
しかも回路構成はデュアルモノとなっております。
底面のスイッチでインピーダンスにキャパシター、ゲインの切り替えができます。
MMの47kΩはもちろん、MCは10Ω、100Ω、1KΩまで対応しています。
ゲインは40/43/60/63dBの4段階。
カートリッジやシステムに応じて出音を調整できる本格仕様なのも魅力の一つです。
Pro-Jectのプレイヤー「ortofon/century」とラックスマン「SQ-N150」の組み合わせで試聴してみました。
スピーカーはソナスファベール「ソネット1」。
穏やかで聴き疲れしない組み合わせです。
Pro-Ject「ortofon/century」はオルトフォン創業100周年を記念して作られたアニバーサリーモデルのプレイヤー。
ユニバーサルのS字トーンアームにオルトフォン「コンコルド センチュリー」が付属しています。
台数限定モデルで既にメーカー在庫は完売ですが、サウンドピットには在庫が一台のみございます。
冬季セール対象品ですので、お問い合わせはお早めに。
秋の夕暮れにしっとりと聴きたいレコードを中心に試聴しました。
ニールヤングのハーヴェストはいつ聴いても心に染みるいいアルバムです。
アンプ内蔵のフォノイコと比較しながらの試聴しましたが、このULTRA 500はなかなかのやり手です。
ディスクリート、デュアルモノ回路とだけあって、セパレーションがよく音のきめが細かいように感じます。
抜けのよい音、数多ある表現から選ぶとするとこの言葉になると思います。
さすがはヨーロッパで50万台も売ったPro-Ject、説得力のある音作りです。
アナログ再生を始めたけれど、いまいち出てくる音に満足していない方。
サウンドピットでULTRA 500を聴いてみてください。
ULTRA 500は常設展示なので、いつでも試聴可能です。
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by soundpit-new
| 2019-11-09 10:26
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