ソナスファベール「LUMINA 1」入荷
2020年 11月 21日
サウンドピットです。
ソナスファベールの新しいエントリーライン、「ルミナ・シリーズ」より、最も小さなブックシェルフ型スピーカー「LUMINA 1」を展示しました。
当店でも人気のソナスファベール。
最近は以前に増してラインナップが充実してきており、ファンも増えているように思います。
「ルミナ・シリーズ」はカメレオンシリーズの後継として開発された、新たなエントリーラインです。
遊び心に溢れたカメレオンシリーズと比べると、ずいぶんモダンで最近のソナスらしい洗練された佇まい。
エントリークラスとはいうものの、とても上質な仕上がり。
このあたりはさすがイタリアのメーカー。
「何が大切なのか」というポイントがしっかり押さえられています。
「LUMINA 1」は小さなスピーカーですが、むしろこのサイズ感が、このデザインと全体の質感をより上質なものに感じさせているように思います。
入荷したカラーは「ウェンゲ」。
赤味のある深いブラウンです。
ソナスファベールでは多くのクラスでこのカラーを設定しています。
とても落ち着きのある、大人な色味。
メイプルで施されたインレイが良いアクセントになっています。
構成はシンプルな2ウェイブックシェルフスピーカー。
ソネット1で採用されていたボトム・バスレフ構造で、排圧を前方(リスナー側)に放出することで、サイズ以上のダイナミックさを表現しています。
専用設計のカスタムコンデンサ、29mmアローポイントシルクドームツイーター、そして天然素材をミックスして作られたカスタムメイドの120mmウーファーなど、数々の新しい技術が小さなキャビネットに詰め込まれています。
他のモデルと同じく、ルミナシリーズも全てイタリア製。
ソナスファベール本社の工房で、ひとつひとつ丁寧にハンドメイドされています。
所有の満足度も、とても高いモデルだと思います。
アン・サリーの「ムーンダンス」を聴いてみました。
ヴォーカルの雰囲気は抜群です。
柔らかで聴きやすく、それでいて声ははっきりしています。
続いて、ビル・エヴァンス「Alone」。
このアルバムの一曲目、”Here's That Rainy Day”の始まり方が大好きです。
旧い録音ですが、こちらもいい雰囲気です。
ストレス無く聴くことができます。
次はカルテット。
Quatuor Cambini-PARIS「Quatuor en Sol Mineur, CG 565:II. Adagio」。
小さなスピーカーですが、カルテットはしっかり聴けます。
弱音の表現もしっかりしていて、音痩せしたりはせず、楽しく聴くことができます。
サイズもコンパクトで、音色もストレスなく穏やか。
音楽をシンプルに楽しめそうなスピーカーです。
サブシステムにはもちろん、リビングオーディオにもぴったりなスピーカーです。
ぜひ実際にお店でご覧ください。
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by soundpit-new
| 2020-11-21 14:06
| 新入荷 商品