Playback Designs SPA-8:試聴会のまとめ



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サウンドピットです。

プレイバックデザインズの怪物パワーアンプ「SPA-8」の試聴会が終了しました。
予約制のため人数に限りがあったにも関わらず、枠いっぱい、多くのお客様にお聴きいただけてよかったです。

さて、今回の主役はもちろん「SPA-8」だったのですが、イベントを終えて全体的な感想を軽く書いてみたいと思います。



・主役の「SPA-8」

スピーカーはアイソテックのイベントで使用したものと同じ、AudioNEC「Evo2」でしたが、その時とは印象がまるで違いました。



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(AudioNEC Evo2)



どちらかといえば細身で、繊細な音の出方だと思っていたのですが、今回のイベントではかなり深い所まで低音が出ており、中域~高域にかけても太さのある音で鳴っていました。


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(Playback designs SPA-8)




システムがそもそも違うというのはありますが、やはり「SPA-8」の駆動力、余裕っぷりはさすがです。

とはいえ、これ見よがしな「どうだ!」という音ではなく、あくまでも聴いていて気持ちのいい、楽しい鳴り方です。

試聴会という意味ではもっと派手な音のするアンプが目立ちますが、やはり家でじっくり音楽を聴いた場合はどうなのか、ということを考えると、スーパーハイエンドでありながらこういう音の出方をするアンプはある意味貴重。


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(137㎏の重量級パワーアンプ)




実際にアンプの梱包を解いて設置して、まず初めに思ったのはやはり「大きい」ということ。
当たり前すぎる感想ですが、このサイズ感も「SPA-8」の重要なアイデンティティのひとつ。


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(Isotek Ascension)




「まずは見た目で勝負する」というシンプルな攻め方ですが、とてもうまくいっていると思います。
オーディオファンのみならず、この大きさの物体を前にして「なにこれ?」とならない人は少ないはず。


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(フロントパネルの表示は様々なモードに切り替え可能)



作っているのはかのアンドレアス・コッチ氏率いる「プレイバック・デザインズ」。
氏はスイス人ですが、このアンプはサウンドにも、そしてこの巨大なボディにも、どこかアメリカをにおわせるおおらかさがあります。
(プレイバック・デザインズ社はアメリカの会社です)

バカでかいエンジンを積んだアメ車のようなイメージを勝手に持っています。



CD、DACは同じプレイバック・デザインズのドリームシリーズ「MPT-8」と「MPD-8」。
このシリーズはまだプリアンプが発売されていないので、NAGRA「HD-Pre」を使用しました。


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(Playback Designs MPT-8 & MPD-8)



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(NAGRA HD-Pre)





まず、どんな音楽を聴いても感じるのはやはり「余裕さ」。
かるーく鳴っているように聴こえるのに、すごく立体的で、彫りの深い音がします。


ヴォーカル、ジャズ、クラシック。
どんなジャンルの音楽を聴いても、月並みですが、とても気持ちよいです。

細かなスペックや特性も大事なのですが、やはり圧倒的な物量というのは理屈を超えてきます。


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(SPA-8の両サイドに設けられた放熱用スリット)




「SPA-8」はそのインパクトとは裏腹に、驚くほど熱くなりません。

有り余るパワーを持っていながら、それを全開で使うのではなく、あえて余剰を残しているようです。
そういう使い方をしているからこそ、音にもこの余裕が生れるのでしょう。



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それにしてもすごいドライブ力です。
回す力もすごいですが、止める力もすごい。

イベント後に店頭のYGアコースティック「Sonja 2.2」を繋いでみましたが、こちらも軽ーく、なんなく鳴らしてしまいました。

久しぶりにすごいアンプに出会いました。




・「縁の下の力持ち」を超えたアイソテック


今回も電源はアイソテックの製品で固めていました。

ただ、今回用意したのはハイエンドモデルである「スーパーノヴァ」と「スーパータイタン」。

ヴィジュアルからして、既にただのアクセサリーではない2モデルです。



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(Isotek Super NOVA)




何度も書いている通り、アイソテックは「電源はアクセサリーではない」という主張をずっと続けているメーカーです。

なるほど確かにこの効果、サウンドを聴くとその通りだなと私も思います。

イベントの途中、お客様のご希望でパワーアンプ(SPA-8)だけをスーパータイタンから外してみたのですが、やはり少し物足りなさというか、スケールが小さくなってしまいました。

店頭の電源はもともとかなりこだわって作ってあるのですが、それでもかなりの効果が出ています。


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(Isotek Super TITAN)




大切なのは、アイソテックがどれだけノイズを取って信号をピュアにしているかではなく、「アイソテックを繋いだことによって結果的に音が良くなっている」という点。

程度に差はあれど、店頭の「NOVA」や「SIGMAS」を使った際もやはり同じ効果をもたらしてくれます。

いくらパッシブフィルターとはいえ、どんな機器でも必ず固有の音がのっているはず。
そういう意味では、基本的にアイソテック製品自体の音が良いのだと思います。

「スーパータイタン」と「スーパーノヴァ」を合わせて聴いたのは初めてでしたが、改めてアイソテック製品の優秀さを感じました。



また、今回電源ケーブルはすべて最上位グレードの「アッセンション」で固めていました。

これもすごいケーブルです。

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サウンドピット店頭の「NOVA」は常時このアッセンションを使用しています。

通常のケーブルとの聴き比べも可能ですので、ぜひご体験ください。



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by soundpit-new | 2020-12-12 12:57 | コラム

名古屋のオーディオショップ「サウンドピット」のブログです。


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