オーディオマシーナ「CRM-X」試聴できます
2022年 03月 11日
サウンドピットです。







このスピーカーを十分にドライブできた時の鳴りっぷりは圧巻です。 完全にスピーカーの存在は消え去り、音だけが空間に広がります。
鳴らし方にもよりますが、中低音に厚みのあるウォームな音です。 音の解像度、分解能に注力するのではなく、あくまで音楽に寄り添った音作りがなされているが感じられます。

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Vintage & Hi-End Audio 専門店 サウンドピット
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オーディオマシーナ「CRM-X」の試聴機が届きました。
3月27日(日)までの期間限定で店頭デモンストレーションを実施します。
価格はスピーカー本体が\1,078,000-/ペア(税込)、専用スタンドは\308,000-/ペア(税込)。

オーディオマシーナはDr. Karl Schuemann(ドクター・カール・シューマン)によってアメリカに設立されたスピーカーメーカーです。元は精密金属CNC切削加工を行う会社で、ピストルなどに使用される銃身などの超精密金属切削加工品を製造していました。その技術を活かしアルミ合金のブロックから正確に削り出したエンクロージャーを使ったスピーカー製作を行っています。
数年前に一度オーディオから撤退したオーディオマシーナでしたが、かつての名機を引き連れてオーディオ市場に復活しました。
それがこの「CRM-X」です。

アルミ合金のブロックから削り出した前後二つのパーツをボルトで強固に締め付けることによって完全に一体化した密閉型キャビネット。
コンパクトゆえに強度がかなり高く、不要な共振を抑え込むことで付帯音を失くすことに成功しています。
ユニットは1インチシルクドームツイーターと15センチのミッドウーファーの2way構成。
見た目はとてもコンパクトなスピーカーですが、出てくる音は我々の想像をはるかに凌駕します。

背面のスピーカーターミナルはシングルワイヤリング。
詳細は不明ですがクロスオーバーネットワークもかなり吟味して作られたものでしょう。
かつて販売されていた「CRM」との違いはカラーリング(白→黒)のみで変更点はありません。
手を加えるところがないほど完成度が高く、開発者は音に自信があるのでしょう。

専用のスピーカースタンドは今回新たに発売されました。
天板と底板はエンクロージャーと同素材のアルミ板で微調整が可能なスパイク脚付き。
支柱はウォルナットの無垢材を張り合わせています。

コンパクトなスピーカーなのでシンプルにプリメインアンプで鳴らしています。
今はロクサンですが、マッキントッシュ、クレル、あとはソウリューションなども相性が良さそうです。
それなりに駆動力があるアンプでないとこのスピーカーを不満なく鳴らすのは難しそうです。
欲を言えばやはりセパレートシステムで余裕たっぷりに鳴らしたいですね。


このバランスの良さは中々体験できないと思います。
もちろんサイズゆえの限界はありますが、それでも想像以上の鳴りっぷりです。
マンションなどの様々な制約がある環境でもうまく使うことができるスピーカーかもしれません。
この機会にぜひご試聴ください。
※試聴のご予約はこちらから↓
by soundpit-new
| 2022-03-11 00:20
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