ジャンパーケーブルでFYNE Audio「F500」をグレードアップ
2022年 04月 30日

サウンドピットです。
先日、ブログでトランスペアレントの切売りラインケーブルとス切売りピーカ―ケーブルをご紹介しました。
どちらもなかなかいい音で、お客様からの反応も上々です。
ケーブルの紹介記事はこちら → 「トランスペアレント:切売りケーブルのご紹介」
私も個人的に気に入ったので、他には何があるかなと探したところ、程よいジャンパーケーブルを同じくトランスペアレントで発見しました。
トランスペアレント「BASIC Jumper Cable」です。

こちらの「BASIC Jumper Cable」ですが、価格は1セット(左右分)で¥9,900-(税込)という、リーズナブルなモデル。
前回入荷したスピーカーケーブルがシングルワイヤリング用だったので、相性のいいジャンパーを探していました。
ジャンパーケーブルの交換は簡単に行えるグレードアップのひとつですが、効果・影響はとても大きいです。
きちんとした品質の、システムと相性のいいものを選ばなくてはなりません。
「ちょっとしたグレードアップ」にぴったりな価格帯ではないかと思います。
見た目は極めてそっけない、良く言えばシンプルな「BASIC Jumper Cable」。
場合によっては自作に見えなくもないですが、れっきとしたトランスペアレント製です。
端子は両端ともスペード仕様になっています。

パッケージはG6世代から採用された新たなパッケージで高級感があります。
内袋もあるし、ステッカーもついてる!
ケーブル自体は細く、柔軟性があります。
端子から端子で25cmと、少々長めですが柔軟性があるので取り付けやすそうです。

さてこのジャンパーケーブルを見つけた時に、真っ先に「使ってみよう」と思ったのが、FYNE Audio「F500」です。
数多くのラインアップを揃えるFYNE Audioの中ではベーシックなモデルではありますが、高い完成度のコンパクトスピーカーです。
小さいながら、FYNE Audioの誇る3大テクノロジー「ISOFLARE」「FYNEFLUTE」「BASSTRAX」を搭載。
当店のお客様でもご愛用者が多く、メインスピーカーはもちろん、サブシステムとしてもお勧めです。


「F500」は純正でプレート式のジャンパーが付いてきますが、これを変えてみたいと思います。
プレート式ジャンパーは見た目もすっきりするし安定するのですが、良いジャンパーケーブルに交換することで音色の調整もできますし、よりスピーカーの実力を引き出してあげることができます。
取り付けてみました。
ちょっと長いのですが、ケーブルが細いのでなんとか収まっています。

音は中低域にハリが出て、より聴きごたえが感じられるようになりました。
音色も、こちらの方が自然な印象です。
ヴォーカルやピアノに力強さを感じる、トランスペアレントらしいキャラクターです。
スピーカーケーブルもトランスペアレント製なので、余計にそう感じるのかもしれません。
すくなくとも純正のプレート式のものよりも、さらに音楽性を増した楽しい音色であると言えるでしょう。
例えるならば、「F500」が実力を出し始めたという感じです。
Fyne Audio 以外のスピーカーにも使ってみるつもりですが、しばらくはこの「F500」に繋いでおくつもりです。
「システムは気にっているけど、もうしこし伸ばしたいな」そんなことをお考えの方にぜひ聴いてみていただきたいジャンパーです。
もちろんさらに上位モデルもありますので、気になる方はご相談ください。
GW企画と合わせて、こちらもぜひお楽しみください。
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by soundpit-new
| 2022-04-30 17:18