NASPEC新製品試聴会 "PILIUM & Audio Nec" 開催します

サウンドピットです。

今年最後のイベントとしてオーディオ輸入代理店ナスペックの新製品試聴会を開催します。

2022年12月17日(土)、18日(日)の二日間で、今回はオーディオ評論家の傅信幸氏をお招きして特別講演を行います。

新たに輸入がはじまった「PILIUM」や「Audio Nec」の製品紹介、その魅力を語っていただきます。

講演時間は17日(土)は14時からの一回、18日(日)は11時からと14時からの二回を予定しています。

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講演は一回につき6名ずつの完全予約制、参加をご希望の方は事前に予約フォーム、お電話でお申込みください。なお、17日はすでに予約数が上限に達したため残りは18日の11時からと14時からのみとなっております。

※講演の時間外はフリーの試聴時間となる予定です。

「PILIUM」(ピリウム)は世界的に評価が高いギリシャのアンプメーカーです。MAGICOが自社の試聴室でピリウムのアンプを使い1億円越えのフラッグシップスピーカー"M9"を鳴らしていることも話題になりました。

プリアンプ「アレクサンダー」、モノラルパワーアンプ「ヘラクレス」、この二機種が今回の試聴会に登場します。日本での販売価格はまだ未発表ですが、フラッグシップモデルですので名だたるハイエンドブランドと同じような価格帯になることは間違いありません。

ギリシャといえば数年前にステラが「イプシロン」というメーカーの取扱をスタートし、真空管と自社開発のオリジナルトランスを使ったアンプが話題になりました。当店でも何度かデモンストレーションを行い、情熱的な音作りに引き込まれる魅力を感じました。ギリシャにオーディオというイメージはありませんでしが、今ではすっかり世界的なハイエンドメーカーがある国というイメージになってきました。

「ピリウム」はトランジスタのアンプのようですが、詳しい情報はまだ十分に入ってきておりません。今回の試聴会でオーディオ評価家の傅信幸氏の解説を聞き、ご参加いただく皆様と共に知識を深めたいと思います。

「Audio Nec」(オーディオネック)はフランスのメーカーです。今回登場するのは当店に展示中の「EVO 2」に220mm, 280mm径ウーハーを各2台追加し、バーチカルツイン(仮想同軸)となった「EVO 3」です。

このスピーカーの特徴は何と言ってもAudioNecが開発したオリジナル・ダイポール・ドライバー”DuoPole DS.31™”です。このドライバーは400Hz～20kHzまでの帯域再生を可能にしています。

ドライバーの白いメンブレン(膜)は天然紙をベースに特殊な加工を経て作られ、非常に軽く薄く作られています。そのメンブレンの四隅は紐のような物で引っ張って宙に浮いたような状態で取り付けており、物理的にも音響的にも開放感とストレスレスな鳴り方を生み出しています。

実に自然で広がりのある音が持ち味で、音の前後感が感じやすい出方が特徴です。

ウーファーは各エンクロージャーが分離しており、現代スピーカーらしい非常にタイトな低域再生が特徴です。リアにバスレフポートがあり、密閉型にしていないのはダイポールドイラバーとのバランスをとるためかと思います。最新のポップスなどによくあるサブベース的な超低域の再生も破綻せずに鳴らし、金属エンクロージャーの密閉スピーカーとは違った低域再生の雰囲気が味わえます。

28cmウーファー×2、22cmウーファー×2の「EVO3」をピリウムがどのように鳴らしてくれるのか非常に楽しみです。予約の席数はのこりわずかですので、お早めに。

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