LINN「MAJIK LP12」の組み立て
2022年 12月 13日
サウンドピットです。
お客様のLINN「MAJIK LP12」を組み上げましたので、写真とともにちょびっとだけご紹介したいと思います。
今回組み立てたのは、現行モデルの「MAJIK LP12」です。
軸受けは「カルーセル」、トーンアームは新型の「KRANE」を搭載しています。

早速、開梱していきます。
「MAJIK LP12」は、上記の写真のように電源とメインシャーシ(軸受け含む)が、プリンス(木枠)に取り付けられた状態で届きます。
もちろんこのまま使えますが、当店ではよりバランスを良くするために再度全体を調整してから組み上げに入ります。

プリンスが傷つかないように、ラップを巻いてから専用の組み立て什器にセットします。
LP12は、「宙に浮いた状態」でセットアップする必要があるので、この専用什器が必須です。

心臓部である軸受けはもちろん「カルーセル」。
この新たな軸受けへのアップデートで、LP12の能力はさらなるレベルに到達しました。


まずはアームボードにベースを取り付け、シャーシに固定します。
この時もズレが出ないよう、慎重に取り付けます。

バランスを見つつ、ある程度のセッティングを整えます。
サスペンションの具合を見るために、実際にレコードを置いて重量バランスを合わせます。


「MAJIK LP12」の純正MMカートリッジ「Adikt」。
ジャンルを選ばない素直な音色のカートリッジです。
今となってはこのAdiktも高級品になってしまいました。


LP12の導入をご検討中の方も、既にお使いのユーザーも「トランポリン」だけはつけましょう。
数あるLP12用アップグレードオプションの中でも、基本的なものでありながら「大きな効果」を得られます。
この「トランポリン」についてはまだ色々語りたいところですが・・・、長くなるのでこのへんで。
気になる方はお店で話を振ってみてください。
次回は、この記事で組み上げたLP12を含むシステムの納品事例をご紹介いたします。
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by soundpit-new
| 2022-12-13 15:16