German Physiks HRS-130 常設展示スタート
2023年 02月 10日
サウンドピットです。







ジャーマンフィジックスのスピーカー「HRS-130」、店頭用の常設展示機が入荷しました。仕上げはハイポリッシュのウォルナット・クラスターです。とても美しい仕上げでカタログに書かれている通りまるで高級家具のようです。細部まで丁寧に仕上げられているのがよくわかります。

ジャーマンフィジックスといえば360度音を放射する無指向性のDDDユニットです。振動板は0.15mm厚のカーボンファイバーで、このユニット一つで再生周波数は190Hzから24,000Hzをカバーできます。昔に採用されていたチタン箔よりも強度が上がり、指で押しても凹んだりはしないそうです。音色もずいぶん自然でアコースティックな楽器や人の声の響きは実に心地よいです。

HRS-130はボトムに10インチのウーファーを下向きに搭載しています。この配置により低域も360度に放射することができ、全帯域を360度無指向で再生可能となっています。DDDドイラバーとの音の繋がりに不自然さはなく、かつて聞いた前モデルのHRS-120に比べてウーファーの性能がずいぶん向上しているように感じました。

エンクロージャーは密閉型で8角形にして剛性をあげ、共振を抑制しています。それに加えてキャビネット内で起こる共振対策も様々な工夫が凝らされています。その詳細は下記のリンクでご覧ください。設置面積は325mm×325mmと小スペースでありながら、見た目の予想を裏切る充実した低域の再生能力を発揮します。

DDDドライバーはリアパネルにあるジャンパーによって、高域レベルを-2 / 0 / +2 / +4dBで調整が可能です。基本はフラットでセッティングを調整していきますが、好みに応じて変更できるのはいいですね。スピーカーターミナルはWBT製でバイワイアリング対応です。

ジャーマンフィジックスの得意ジャンルはやはりクラシックですが、HRS-130は優れた低域の再生能力によってジャズやポップスも上手に聞かせてくれます。もちろん音源によって向き不向きはありますが、まるでホールで聞いているかのような音場は他のスピーカーでは味わえるものではありません。
ジャーマンフィジックス「HRS-130」、ぜひ一度ご体験ください。
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by soundpit-new
| 2023-02-10 13:48
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