EPOS ES-7N 展示機入荷しました

サウンドピットです。



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EPOSのスピーカー「ES-7N」を常設の展示機として入荷しました。販売価格はペアで¥418,000-(税込)、スタンドは別売です。



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EPOS(エポス)は、1983年にロビン・マーシャルによってイギリスで設立されたスピーカーブランドです。2020年にFINK teamの創設者であり、音響設計コンサルタント会社FINK AUDIO–CONSULTINGの代表でもあるカールハインツ・フィンク氏が買収しました。


フィンク氏は設立当初のロビン・マーシャルの設計哲学に高い関心を持っており、近代的な設計とエンジニアリング技術によって、EPOSらしさを残しながら更に進化を遂げた「ES-14N」「ES-7N」の2モデルを開発しました。



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「ES-7N」は28mmアルミ/セラミックドームツイーターと130mmポリプロピレンコーンウーファーを搭載した2wayフロントバスレフスピーカーです。ユニットやエンクロージャー、バスレフポート、スピーカーを構成する全ての要素にフィンク氏ならではの音を良くするためのノウハウが詰まっています。(詳しくはこちらをご覧ください→「EPOS ES-7N | 株式会社タクトシュトック」



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出てくる音はハーベスやロジャースといった伝統的なブリティッシュスピーカーと同じ系統の高域を抑えて中低域に厚みをもたせた音です。音離れがよく、アンプをより好みしない鳴らしやすさが「ES-7N」の魅力かと思います。ニアフィールドで上手にセッティングができればスピーカーを意識させない濃密なサウンドステージが楽しめます。


音の解像度は控えめですが荒さや物足りなさはなく、録音の良し悪しに寛容なのが音楽好きには嬉しい点です。ロックやJ-POP好きには心強い味方かと思います。


鳴らすアンプにもよりますが、割とメリハリのある低音で、音量を絞ってもちゃんと低域が感じられます。いろいろと制約の多いマンションでも気軽に楽しめるスピーカーの一つだと思います。



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ES-7Nのユニークな機能は背面のトグルスイッチで「Free」と「Wall」の二種類のトーンバランスを選べることです。「Wall」は壁に近づけて設置する場合に使うようで、「Free」に比べて中高域がよりハツラツと鳴る感じがします。


音質優先で選ばれたというスピーカーターミナルはバナナプラグしか入りません。裸線やYプラグには付属のアダプターを使用します。


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スピーカーの価格に対してオーバースペックですが、中古品で入荷したMcIntosh創立60周年記念モデルのC22とMC75の組み合わせで鳴らす音はかなりいい感じです。しばらくはこの贅沢なシステムで鳴らし込んでエージングを進めていきたいと思いますので、この機会にぜひ一度ご体験ください。



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by soundpit-new | 2024-07-02 01:20 | 新製品 入荷情報

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