RIVIERA(リビエラ)のアンプ「APL1」「AFS32」を期間限定展示
2024年 09月 28日
サウンドピットです。






しばらくの間、マーテンオーディオの「PARKER TRIO Diamond Edition」と組み合わせて店頭デモを行います。この機会にぜひリビエラのアンプをご体験ください。

イタリアの真空管アンプブランド「RIVIERA(リビエラ)」のプリアンプ「APL1」とステレオパワーアンプ「AFS32」の試聴機がやってきました。期間限定でデモンストレーションを行います。同社の最新モデルです。
以前に試聴した同社のフラッグシップモデル「APL01SE」と「AFM100SE」の音には驚かされ、心を揺さぶられたのはまだ記憶に新しいです。
メーカーの詳細は代理店HPをご覧ください。
https://zephyrn.com/riviera-audio-range/

まだ詳細な情報は発表されていませんが、「APL1」は全段真空管式のプリアンプで、純A級、ゼロフィードバックの構成です。バランス入力は2系統、アンバランス入力は3系統。プリアウトはアンバランス1系統とバランス1系統。バランス入力と出力にはオリジナルのトランスを使用しているようです。
今回の試聴機はガンメタリックのような仕上げで、ゴールドの仕上げもあるようです。音量調整ができるリモコンが付属しています。

ステレオパワーアンプの「AFS32」は三極管を使った入力段、ゼロフィードバックおよび純A級回路、バイポーラトランジスタとMOSFETを備えた出力段という構成のようです。VUメーターがついており、イタリアらしい雰囲気のあるルックスです。
出力は32W/8Ωと控えめですが、出てくる音には力強さと余裕が感じられます。よほど低能率なスピーカーでなければ問題なくドライブできるかなと思います。

期待通り、今回のリビエラのアンプも感情に訴えかけてくるような、心惹きつける音を聴かせてくれました。同社のトップモデルと同様にアナログ的で温かみがある音です。質の良いレンズで撮ったフィルム写真のように、空気感と深みが感じられます。それでいて決して古臭くなく、定位感やサウンドステージの広さなど現代的なオーディオの要素もそれなりに満たしているように思います。
明らかに今の主流なハイエンドアンプとは異なる音質です。

リビエラの設立は2017年、それだけ聞けばまだ若いメーカーかと思いますが、エンジニアのルカ・キオメンティは30年近くアンプの設計に携わった大ベテランです。ルカ・キオメンティはそのキャリアに加えて人間の脳と耳の仕組みに関しても精通しており、測定器が示す完璧な音ではなく、人間の耳にとって良い音とは何かを追求した製品開発を行っています。
その理論と根拠に関しては同社HPの「簡単な技術概要」 を翻訳してご一読ください。専門用語が多く理解が難しい箇所もありますが、とにかく、一般的なメーカー/エンジニアとは異なる評価基準で製品開発を行っており、それがリビエラの出す音の特異性に関係しているのだと思います。

※試聴会等のイベント形式ではございませんので展示期間中はフリーでご試聴いただけますが、納品等で担当者が不在の場合がございます。事前にお電話かメールで『リビエラ 試聴希望』とお伝えいただければじっくりと試聴可能なスケジュールをお伝えいたしますので、お手数ですが何卒よろしくお願いいたします。
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by soundpit-new
| 2024-09-28 16:16
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